実家を出て、緩い坂を少し下ってから、四つ角を右手に折れて駅に向かって出勤するマダム。
母はマダムの出勤時には外に出て、坂を下って曲がるまで見送ってくれる。
そして曲がり角に差し掛かると”気を付けてね”と声をかけてくるのだが。
四つ角がちょうど小学生の集団登校の集合場所になっていて、マダムはちょうど子どもたちが集まる頃に出勤するものだから、小学生は誰もお見送りされていないっていうのに、アラ還のマダムだけ盛大に見送られている・・・そして小学生のわきを通る恥ずかしさ。やれやれだ。
もうアラ還だっていうのに、いつまでも母にとっては子どもなんだろうけど、いささかとほほである。
ありがたいようなありがたくないような話だ(笑)。
2018年08月30日
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